将来のテクノロジーに関するマーケターの見解を示す7つの事実

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マーケターは、新しいテクノロジーが登場すると、どのように対応するのか、真っ先に判断を迫られます。判断は至るところで必要になります。たとえば競合他社の対応です。新しいツールが販売され、競合他社が採用し、効果的な戦略に不可欠になります。また、個人や企業などの顧客が、新しいコミュニケーションチャネルや方式を好む場合があります。

チャネル数の増加に伴い、マーケターが顧客と関係を構築し、その行動を理解するための潜在的なタッチポイントも急速に増えています。当社ではこの状況を、形式的には「急増」と表していますが、実のところは、猛吹雪のように誰にも止められない勢いです。

マーケターは、重要な事、そうではない事を判断するために、非常に多くのデータから取捨選択をしなければなりません。重要な事は、猛吹雪のなかの灯火のようなものです。

マーケターや顧客が、新しいテクノロジーやそれに続く「猛吹雪のような勢いで台頭する新たなチャネル・タッチポイント」にいかに取り組んでいるかを理解するため、マルケトでは世界中のMarketing Nationメンバーやマルケト以外のユーザーを対象として、2017年に優先するテクノロジーについて調査し、データを地域ごとに分類しました。ありがたいことに、誰もが新しいタッチポイントの可能性に期待を寄せていましたが、米国のマーケターはオーストラリア、フランス、ドイツ、英国のマーケターとは優先事項が異なっていました。

一般的に、米国のマーケターは他地域のマーケターよりも、いち早く新しいテクノロジー分野を採用しています。しかし、米国のマーケティングチームが、顧客行動の背景にある動機の解明に注力する一方、特に欧州のマーケターは、他社に先んじて、クールなテクノロジーを採用する傾向があります。この点が、マルケトの調査で明らかになっています。優先するマーケティングテクノロジーにおいて、米国と米国以外のマーケターの著しい相違の要因に関する調査結果は以下の通りです。

  • 米国のマーケターの57%が、顧客関係を最も効果的に構築するために活用する主要テクノロジーとしてプレディクティブアナリティクスを挙げましたが、米国以外のマーケターで同様に回答したのはわずか11%でした。
  • 米国のマーケターの50%は、2017年、顧客は機械学習(machine learning)の利用を考えていると回答していますが、米国以外のマーケターで同様に回答したのはわずか4分の1でした。
  • マーケターがKPIやROIを示す傾向が続くなか、レポートや分析が極めて重要なものと捉えており、調査対象全体の37%がデータアナリティクスを最も優先度の高いテクノロジーとして挙げています。ただし興味深いことに、米国のマーケターは米国以外のマーケターと比べ、より強くこの必要性を感じていました(米国42%、米国以外34%)。
  • 米国以外のマーケターの31%が、2017年にはIoTが顧客との対話の主要チャネルになると回答しましたが、同様に回答した米国のマーケターはわずか16%でした。
  • 全マーケターの37%が、顧客に関する全データの意味を理解するための優れたレポートや分析は、顧客関係の維持に不可欠であると感じており、33%は対話のスピードや量に対応するためのプラットフォームが必要であると回答しました。
  • 米国のマーケターの方が、新しいタッチポイントがもたらす顧客とのエンゲージメントの効果について期待が薄く、新しいタッチポイントに期待していると回答したのはわずか48%(米国以外では62%)でした。
  • 米国のマーケターの4分の1以上(26%)が、既存のタッチポイントを十分に管理できていないと回答しましたが、米国以外のマーケターで同様の懸念を示したのはわずか14%でした。

この状況は、確かにマーケターにとってタフなものではありますが、そこはビジネスチャンスに溢れています。単に猛吹雪のような勢いで台頭する新しいテクノロジーやタッチポイントを把握するだけではなく、顧客インサイト(顧客の心の琴線に触れるキー)を探し出し、活用するチャンスです。仮にマーケティングチームが全世界にいたとしても、米国と他地域のマーケターの違いについて心配する必要はありません。コミュニケーションのチャネルやテクノロジーの手法が異なっていても、「顧客の心を掴む」という、マーケターの究極の目標に集中し続けることに変わりはありません。

マーケターに聞く今後のテクノロジートレンド調査

 

*この記事は、2017年1月にChandar Pattabhiramが投稿した内容を翻訳した記事です。

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Chandar Pattabhiramは、Marketoのチーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)です。

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