Tomorrow’s Marketer これからのマーケター Vol.1 グロービス様 ~テクノロジーが進化しても大切なのは「ヒト」

IMG_0002

「Tomorrow’s Marketer 」というテーマを掲げ、大盛況のもと閉幕した「THE MARKETING NATION SUMMIT 2016」。本ブログでも、業界をリードするトップランナーが、これからのマーケティングのあるべき姿について語る「Tomorrow’s Marketer」の連載をスタートします。

第1回目となる今回ご登場いただくのは、社会の創造と変革を行うビジネスリーダーを輩出してきた国内最大のビジネススクール 学校法人 グロービス経営大学院。常務理事としてマーケティングを統括する村尾佳子氏と、マーケティングチーム シニア・アソシエイトの柳田佳孝氏に話を伺いました。

スクリーンショット 2016-10-01 19.16.00

マーケティングを統括する村尾佳子氏と、
マーケティングチーム シニア・アソシエイトの柳田佳孝氏

 

グロービスが考える“Tomorrow’s Marketer”

これからのマーケターに求められる素養について聞いたところ、次の4つポイントを挙げていただきました。

1. 好奇心旺盛なこと

「テクノロジーやツールがどんどん新しく出てくる中で、キャッチアップし続けるのは大変です。しかし、そんな中でも『それによって何ができるんだろう?』『うちの会社ではどう使えるんだろう?』『将来どんな姿になっていくんだろう?』と未来志向を持って、新しいテクノロジーやツールがもたらす影響について、ワクワクしながら考えられる力です」(村尾氏)

 

2.個客を感じられる能力

「とはいえ、テクノロジーがすべてではありません。テクノロジーにはなく、人間しか持ち合わせないものが、“個客を感じられる能力”です。今まで以上に、生の現場を理解して感じ続けられることが求められる。率直に“人が好き”というのも、大切な特性ですね」(村尾氏)

 

3.“自分たちらしさ”をしっかりと押さえておくこと

「テクノロジーの進化とともにマーケティングの影響範囲が大きくなっているので、会社全体のバリューチェーンの中で“自分たちらしさとは何なのか”について、勘所を外さずに考えられることは大切だと思います。テクノロジーの価値は、どんなものでも『売上に寄与する』か『コストダウンに貢献する』かのどちらかなので、新しいテクノロジーがそのどちらに当てはまるのかという“自分たちにとってのテクノロジーの真価”を見極めて、クリアに判断できる能力が必要です」(村尾氏)

IMG_0662

 

これに加え、柳田氏は「“テクノロジーに対する理解と実践”は外せないものになってくる」と語ります。

 

4. テクノロジーに対する理解と実践

「“個客に対して、我々のサービスは何で、その方にどういう価値を提供できるのか。様々な接点で価値提供しながら、結果として会社のことを好きになってもらい、ブランドへのロイヤリティを高めていくという全体のサイクルを描いた上で、施策に落とし込んだり仕組みを作っていく”といった、コアとなるスキルや考え方はあまり大きく変わらないだろうと思っています。

一方、これまでと大きく変わってくるのが、テクノロジーが寄与する度合いです。一昔前には夢物語だったことが、どんどん実現できるようになっている今、テクノロジーをただ知っているだけではなく、『どう既存のシステムと組み合わせるか』『それによって、どう業務や組織を変えなければいけないのか』まで含めた、テクノロジーの実現可能性を判断するスキルが大切になってくると感じています」(柳田氏)

 

“Tomorrow’s Marketer”はこう考える

こちらの事例記事でもご紹介しましたが、Marketoで成果を出せた背景には、柳田氏の存在が大きかった、と語る村尾氏。

「Marketoにコミットして、現場をフォローする温かい気持ちを持ちながら寄り添ってくれる人がいてくれた影響は、本当に大きいと思います。柳田さんはマーケティングの担当になる前に営業をしていたので、現場の気持ちを理解していたところもよかったんじゃないかな。誰に責任があるのかわからなくなると、それぞれが適当に使っておしまいになりがち。効果を出すところまで行きつきませんよね」(村尾氏)

マーケティング担当になる以前は現場で営業をしていたという柳田氏に、Marketoをはじめとする新しいテクノロジーをスムーズに取り入れるための秘訣を伺いました。

「Marketoに限らず、新しいシステムを入れると、それに合わせて業務フローが変わってくるので、“担当者をここに置こう”とか、“この仕事はこっちの部署に任せて、フィードバックしあえる仕組みを作ろう”といったように、組織間をまたいだ話が多かれ少なかれ出てきますよね。そんな時に、自分の業務範囲だけでなく、もう少し上のレイヤーから俯瞰して考えられると、うまく導入できるんだろうなと思います。全体のサイクルを描いた上で、仕組みを作ったり施策に落とし込んでいくことが大切なのではないでしょうか」(柳田氏)

IMG_0588

 

最先端のマーケティングを実践・研究されているグロービスさんならではの視点は、いかがでしたでしょうか。次回はグローバルの展開のさらなる成長を期してMarketoを導入した、車の買取、販売の株式会社IDOM様(ガリバー様)をご紹介します。お楽しみに!

marketo-curstomers-blog-banner

ShimizuMari

マルケトでマーケティングを担当している清水真理です。

Read Mari's Blogs

Tomorrow’s Marketer これからのマーケター Vol.1 グロービス様 ~テクノロジーが進化しても大切なのは「ヒト」

Most Shared

株式会社お金のデザイン様 導入事例

お金のデザインがMarketoに乗り換えた5つの理由

IMG_0002

Tomorrow’s Marketer これからのマーケター Vol.1 グロービス様 ~テクノロジーが進化しても大切なのは「ヒト」

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

Marketoの導入をきっかけに営業スタイルを激変させた3つのアイデア

437

村田製作所、Marketo導入4年目の取り組み

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

Marketoの「Ad Bridge」が可能にする3つのこと